内藤正典教授講演会と第5回総会・懇親会
「同志社地域交流講演会in山梨」と銘打った同志社大グローバル・スタディーズ研究科の内藤正典教授による講演会と、第5回総会・懇親会を12月2日、甲府・ホテル談露館で開きました(同志社校友会山梨県支部と同志社同窓会山梨県支部の共催です)。
同志社出身者だけでなく一般の方も対象にした講演会は、浜矩子教授をお招きして開いた2015年の「同志社創立140周年記念講演会in山梨」以来2回目で、新島襄が創設した同志社のことを山梨県民に広く知ってもらうのが目的です。多文化共生論、現代イスラム地域研究が専門の内藤教授は「イスラムと西欧―共生の破綻」と題して講演されました。報道ステーションへの出演などテレビでもおなじみですが、中東の不安定な情勢とテロが相次ぐ背景を分かりやすく解説され、共生が破綻してしまった西欧のようにならないためにも、イスラムを含めた中東の問題に私たち日本人はどのように向き合うべきかを話してくれました。高校生を含め一般の方も多く来場し、熱心に聴講していました。
総会では北川雅章副学長をはじめ、近隣の東京、千葉、神奈川の校友会からも役員のご出席をいただきました。北川副学長が同志社創立150周年を見据えた「VISION2025」などについて説明。2018年度の活動として、4月14日(土)に「春の集いと昼食懇親会」、7月28日(土)夕方に「暑気払い(夏の集い)」、10月6日(土)に「秋の集いと昼食懇親会」、12月1日(土)に「第6回総会と懇親会」を開くことを確認しました。
懇親会は、讃美歌312番「いつくしみ深き」の合唱と開会の祈りで開始。「京都鉄道博物館に行ったことがある」「今出川にある同志社の建物の名前を3つ以上言える」「祇園会館で映画を見たことがある」といった京都・同志社にちなむ設問などが書かれた9マスのカードを使い、それに該当する人を探してマスを埋める速さを競う「人間ビンゴ」ゲームを昨年に引き続いて行い、それぞれの新たな一面を発見しながら親交を深めました。今回は都合がつかない人が多く例年の総会よりは参加者がやや少なめでしたが、新たに2人の方が参加してくれ、同窓生の交流の輪が広がりました。最後は、恒例の全員が肩を組んでのカレッジソングと同志社チェアーで締めくくりました。
同志社校友会山梨県支部は、全国で最も後発の支部ですが、2012年12月の発足以来5周年の節目を迎えました。規模の小さな支部ではありますが、だからこそ和気あいあいと、同志社同窓会山梨県支部と一緒に、春、夏、秋、冬(総会)と活発に活動を続けています。2018年も上記の日程で活動していきますので、山梨県在住・出身の同志社大学、同志社女子大学のOB・OGの皆さまは、ふるって参加してください。