第12回総会・講演会・懇親会(2024.12.14)
同志社校友会山梨県支部の第12回総会・講演会・懇親会を2024年12月14日(土)に、甲府・シャトレーゼホテル談露館で開きました。同志社同窓会山梨支部との共催です。
総会には1958年卒から2016年卒までの幅広い年代の会員ら22人が参加。同志社大学から柿本昭人副学長ら、校友会から松岡敬会長をはじめ近隣支部(東京、神奈川、千葉、茨城、栃木、群馬)の役員らご来賓(計11人)のご臨席をいただきました。2025年も春、夏、秋の集いと次の第13回総会を通して、会員の拡大を図り、交流の輪を広げていくことや、25年の同志社創立150周年に向けたAll Doshisha募金に協力していくことを確認しました。また上原勇七支部長(再任)をはじめ2025~26年の役員を決めました。
総会後には、校友会山梨県支部の会員で、山梨英和大学宗教主事の大久保絹さんが「One Purpose! 同志社精神と山梨の繋がり」と題して講演しました。同志社大学は同志社英学校(創立者・新島襄)として1875年に、山梨英和は山梨英和女学校(初代校主・新海栄太郎)として1889年に設立されました。講演では、山梨英和の新海栄太郎の弟の祐六(2代校主)が1886~1892年に同志社で学び、兄の栄太郎も1887年に京都に行って新島襄の説教を聞いて感動したことで「入信の奇跡」があったことや、山梨県内の女子教育機関の不備を嘆いて山梨英和を設立した新海栄太郎の思いと、新島襄の「女子教育論」「地方教育論」に相通じるものがあることなどの紹介がありました。参加者は、同志社と山梨英和の草創期のつながりを知り「新島スピリットがこんな形で山梨に及んでいたのか」と感慨げに耳を傾けていました。
懇親会では、参加者が世代を超えて和気あいあいと歓談。パスタ、テープ、ひも、マシュマロを使って 自立可能なタワーを立てるゲーム「マシュマロチャレンジ」に6テーブルに分かれて挑戦しました。折れやすいパスタをタワーにするのは容易ではなく、アイデアを出し合い、協力し合いながら取り組むことで、友好を深めました。山梨県支部は2012年11月に発足した全国でも最後発の支部ですが、当時、東京校友会常任幹事として山梨県支部設立にご尽力いただいた山﨑晃司さんが特別に参加され、櫻井彪前支部長(2012年の設立から20年まで)に連絡を取って設立を働きかけた経緯などについて話してくださいました。また支部会員の加藤真代さんが、部屋を整理していて出てきたという、1958年に卒業した際の記念の皿や学帽といった思い出の品を披露し、66年前の貴重なグッズに感嘆の声が上がりました。最後は、全員で肩を組んでカレッジソングを歌い、Doshisha Cheerで締めくくりました。
同志社校友会山梨県支部は、同志社同窓会山梨支部と共に、季節ごとの集いや総会を開催するなどの活動をしています。小さな支部ですが、それだけに和気あいあいとした雰囲気で交流していますので、山梨県在住・出身の同志社大学・同志社女子大学のOB・OGの皆さまは、ふるってご参加ください。次の行事の予定が決まったら、このホームページで御案内します(会員として登録していただいた方にはメールでもお知らせします)。