影山貴彦さん講演会と第13回総会・懇親会(25.12.13)
「同志社創立150周年記念地域交流講演会in山梨」と「第13回総会・懇親会」を12月13日(土)に甲府・シャトレーゼホテル談露館で開催しました。
今年は、新島襄が1875年11月29日に京都で「同志社英学校を」を設立して150周年の節目に当たることから、同志社の存在を山梨でも広く知ってもらおうと、一般に参加を呼び掛けた講演会を企画。メディアエンターメイント論がご専門で、新聞、テレビ、ネットニュースのコラムやコメントで知られる同志社女子大学教授の影山貴彦さんが「メディアに関する世代間ギャップ」と題して講演されました。
影山教授は、現在の若者は「今」と「半径5㍍」のことに興味が向きがちで、失敗したくない、無駄なことをしたくないので「タイパ(タイムパフォーマンス)」「コスパ(コストパフォーマンス)」のいい方法で「正解への早道」を求めたがる傾向にあると分析。若者の興味対象が分散化する中で、マスメディアのあり方が難しくなっているという実情に触れながら、興味対象でないことはシャットアウトしがちだが、世間や社会の幅広い出来事に目を向けてほしい、との思いを語られました。肩肘張らない語り口で、笑いを誘いながら話をされ、会員、来賓、一般の方など計約50人が参加し、積極的に質問するなどしてが熱心に聴き入っていました。
同志社校友会山梨県支部は、同志社同窓会山梨支部とともに活動しており、講演会は共催で、懇親会は合同で開催。今回は1958年卒から2016年卒までの幅広い年代の同志社大学・同志社女子大学の山梨在住・出身のOB・OGら23人(懇親会は22人)が参加しました。
総会では、同志社大学から柿本昭人副学長ら、同志社校友会から河本宏子副会長をはじめ近隣支部(東京校友会、神奈川県支部、千葉県支部、群馬県支部、茨城県支部)のご来賓のご臨席をいただきました。2026年も春、夏、秋の集いと総会を通して会員の拡大を図り、友好の輪を広げていくことを確認。150年の歴史のその先に向け、校友の得意分野や経験を地域に還元しながら、「共に取り組む会」を目指すこととしました。
総会後の懇親会は、賛美歌の合唱に続き、今年7月に亡くなられた櫻井彪様(2012年に発足した山梨県支部の初代支部長で8年間にわたって活動を牽引されました)と、12月に亡くなられた冨田重次さん(支部発足時からのメンバーで活動に熱心に参加して会を盛り上げて下さいました)の追悼のお祈りをして開催しました。
今回、総会・懇親会に新たに4人の方が参加してくれました。新メンバーの紹介の後、毎回元気に参加して下さっている会員の加藤真代様の「卒寿」をお祝いしました。
上原勇七支部長と総会・懇親会に初めて参加されたメンバー
会員、ご来賓が一緒になってテーブルごとに別れ、「私たちチームの共通点」を出し合って、その数を競うゲームをしながら歓談。「ほんやら洞(かつて大学の近くにあった伝説の喫茶店)に行ったことがある」「祇園祭を見たことがある」「授業をサボって(大学の隣の)京都御所に居た」などなど、同志社、京都にちなむ共通点なども挙げながら、学生時代に思いをはせました。
最後は、全員で肩を組んでカレッジソングを歌い、Doshisha Cheerで締めくくりました。
今回は、来年4月に同志社大学に入学する予定の高校生も参加してくれ、世代を超えたつながりもできました。
同志社校友会山梨県支部は、同志社同窓会山梨支部と共に、季節ごとの集いや総会を開催するなどの活動をしています。小さな支部ですが、それだけに和気あいあいとした雰囲気で交流していますので、山梨県在住・出身の同志社大学・同志社女子大学のOB・OGの皆さまは、ふるってご参加ください。次の行事の予定が決まったら、このホームページで御案内します(会員として登録していただいた方にはメールでもお知らせします)。































