沖田行司名誉教授の講演会と第7回総会・懇親会

Posted by on 12月 8, 2019 in 未分類

「同志社大学地域交流講演会in山梨」と銘打った同志社大学名誉教授の沖田行司教授による講演と、第7回総会・懇親会を12月7日、甲府・ホテル談露館で開きました。同志社校友会山梨県支部と同志社同窓会山梨県支部の共催です。

キャンパスの重要文化財、登録有形文化財となっている建物のパネルを展示した受付

同志社出身者だけでなく一般の方を対象にした講演会は、新島襄が創設した同志社のことを山梨県民に広く知ってもらうのが目的で、2015年、17年に続いて3回目の開催です。今年3月に同志社大学社会学部教授を定年退職された沖田行司名誉教授が「同志社建学の精神とグローバル社会」と題して講演されました。沖田名誉教授は、新島襄が1864年に箱館(箱館)から脱国したことを「外国への憧れ」からだとして、「個人としての主体性の自覚と自由を求める新しい青年しての新島像」を紹介。「建学の精神を新島襄の教育思想に照らして具体化することが必要」だとして、「自由・自治の人間」「世界に貢献する国際主義」「民族や国境を越えた普遍的な愛」「人々に奉仕する精神」を挙げました。

一般にも広く呼びかけた同志社地域交流講演会in山梨

新島襄と同志社建学の精神について語る沖田行司名誉教授

総会は、同志社大学の植木朝子副学長(来年4月に学長就任)をはじめ、近隣の東京、千葉の校友会などからご来賓の出席をいただき、開催しました。植木学長が、同志社の現状を紹介し、来年4月からの抱負を「多様性と寛容」という言葉を使いながら語られました。2020年度の活動として、4月11日に「春の集い」、7月25日に「暑気払い」、10月3日に「秋の集い」、12月5日に「第8回総会・懇親会」を開くことを確認しました。

2020年度事業などを決めた第7回総会

同志社の現状などについて紹介した植木朝子副学長

懇親会は、賛美歌312番「いつくしみ深き」の合唱と開会の祈りで開幕。参加者が言葉を発せずにジェスチャーで伝え合いながら誕生日順に並び、並び終わった後で誕生日を発表しながら自己紹介するゲームや、勝ち抜けではなく負け抜けで賞品が当たる「後出しじゃんけん」などで親交を深めました。最後は全員で肩を組み、カレッジソングと同志社チェアーで締めくくりました。今回も新会員の加入があったほか、現役の学生と家族の参加もあり、少しずつですが交流の輪が広がっています。

賛美歌「いつくしみ深き」を歌う参加者

乾杯

新会員をはじめ、現役学生や家族があいさつ

言葉を発せず、ジェスチャーで伝え合いながら、1~12月の誕生日順に並ぶゲーム

後出しじゃんけん。パーを出す司会者に対し、負けるためにはグーを出せばいいのだが…

全員で肩を組んでカレッジソング合唱と同志社チェアー

全員で記念撮影